アニメーション作家 有吉達宏のブログ

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<<   作成日時 : 2015/01/22 05:18   >>

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例えば僕と石の関係は、
たとえ石が欠けても、粉々になっても、変わらず、変化しても軸は変わらずにあるもので、
僕が病気になっても、もしかして腕がなくなっても変わらないもの、変わらずにあるものだと思う。
アクティヴィズムは表現としてあまり好きではなかったけれども、そのような僕の感覚もアクトの一つなのかもしれないと思った。
それは家族愛のようなものにも似ているし、大切なもののように思える。
例えば絶望の淵に立っても、石は変わらずそこにいてくれる。だから完全な絶望というのは自分の場合ないと思う。他の人にとってもそうであると思える。
それは自分が死んでも世界は続いていくことに似ている気がする。一人の孤独はそんなにたいしたことではなく、脈々と人類、世界の一つとして取り込まれている、という気がする。一人の命の重さや人生が軽いものだというわけではないけれど。
いや一人に対しての個別の姿勢が世界に対しての姿勢なのかもしれない。きっとそうだ。例えば自分は愛情を感じた人々に、本当に愛情を抱いていられたのだろうかと回想するに、浅いなと思う。ちゃんとその人を見なければならない。
アクティビズムで嫌なのがまず観る人への見下しだ。表現への自我の冒涜だ。または正解の押しつけだ。正解なんてほとんどないと思うのに。大概アクティビズムに偏向していく人は表現への信頼の置けなさの表出のように思える。表現していない人の方がよっぽどアクティブだと思える時もある。人はいるだけで影響を与える。だけど、だから自分が正解と思う道を突き進むのは一人の人として大事なのかもしれない。共同して何かを変えようとするのもいいかもしれない。そこで大事なのは観る側への根本的な対照の姿勢だと思う。一致団結することも大事だけど、自分だけの道を進むことは大事だと思う。
いろんな人がいて、いろんな属性を帯びていると思う。その人にしかできないことをやるしかないと思う。それが誰かを助ける道でも、自分を助ける道でも、基本的にその人にしかできない道を歩めば、それは他の人にとって勇気を与えるものとなると思う。
今は一致団結して何かを変えようとすることも素敵なことだと思う。でもそれはそれ、自分の道は自分にしか進められないもので、それを進めることは大事なことだと思う。自分の道を進むことは、多様性への貢献であり、人類への貢献にもなると思う。
アーティストを名乗るなら、観る側との人間としての対等な関係は必須だと思う。でないと半分しか伝わらないと言っているようなものだと思う。観る側は全部観て、無自覚にでも伝わっていると思う。強いところ、弱いところ、無理してるところ、怠けているところ、頑張っているところ、頑張っていないところ。基本的には一人対一人の勝負なのかな。
表現への冒涜、大きいものを小さくしてしまうのは冒涜だ。基本的に人は測り知れない、測れると思うことは冒涜だ。かたちに収める姿勢は冒涜だ。枠にはめることも冒涜だ。その人自体の大きさ、無限、もしくは有限の繋がり、そこに開かれていないといけない。と思う。
語れば語る程きらいなアクティビストにも近づいてしまう。でも人間を、世界を狭めることは冒涜だ。きっとそうだ。当たり前だ。ものだって人間からは自由だったりするはずだ。アーティストを名乗るなら、周りの人やものに人以上に敬意を持たなければならないと思う。そして、自分の表現への他者性も知らなければならないと思う。何故なら自分は自分でわかるより大きいことは明白だから。自分の知らない部分を作品が、制作が教えてくれる。アーティストを名乗るなら、人への、自分への可能性を見失ったらアウトだと思う。





感覚にかたちはないように思える。でもかたちをつくってみることで、無意識と意識の狭間の表面、もしくは無意識とコミュニケートすることは可能なのかな。本当のかたちは描けない。全てが記号以下だ。でもすべてが本当のかたちである可能性がある、という気がする。気がする、気がする、僕は気がするばっかりだ。でもその感覚に頼るしかない。

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